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2009年7月10日 (金)

住宅ローン”6月危機”報道

最近、テレビや雑誌で「住宅ローンの6月危機」というようなタイトルで、住宅ローンが返済できず、大切なマイホームを“任意売却”したり、競売“されたりという特集をやっています。これは最悪のケースで、視聴率アップや発行部数を伸ばすために、あえて不安を煽るような報道をしているのではないかと思ってしまいます。

“任意売却”や競売“の前に、報道はされませんが、対処方法があります。

まずは不安になったり、心配しすぎないようにしてください。今回は対処方法をお知らせしますので、参考にして行動してください。

  • 現在住宅ローンを返済中の人へ

1段階 家計の見直し

 まずは家計の見直しが大切です。日頃から気をつけているかもしれませんが、改めて見の直しをして見ましょう。意外と家計も“メタボ”状態の家庭が多いのが実情です。

 そのそも、把握できていない支出は年収の5~10%あるケースがほとんどです。年収が500万円の人は、最低25万円位把握できていない支出があるかもしれません。

 早速、現在の支出を書き出してください。収入に対して把握できていない支出はないでしょうか? 次に支出も項目ごとにその金額を確認してください。特に見直しが可能な支出には、通信費(携帯電話代などの)、外食などの食費、衣服費などがあげられます。毎日通勤などで自家用車を使っている人は無理ですが、月に数回しか自家用車を使わない人は、自家用車の売却の検討も必要です(実際に自家用車の売却する人が増えています)。

2段階 金利引き下げ交渉と借り換え検討

 住宅ローンの借入金額や現在の金利によりますが、現在の金利が3%前後以上であれば、借り換えによって返済額を少なくできる可能性があります。借り換え後の金利タイプの選択ですが、変動金利で最低0.975%、10年固定金利(当初10年優遇タイプ)で2%くらいです。ただし、いずれの金利タイプも上昇すると将来返済額が増える可能性があるデメリットがあることを認識しておく必要があります。また、借り換えには諸費用が必要になることも知っておきましょう。

 本来、借り換えは現在の住宅ローンを借りている金融機関ではできませんでしたが、最近では、金融機関との交渉次第では、新しい金利タイプ(金利優遇)への借り換えも可能なケースも出てきています。他の金融機関への借り換えの検討とあわせて、現在住宅ローンを借りている金融機関との交渉も行なってください。

3段階 返済計画見直し交渉

 家計の見直しを行なったり、借り換えによる返済額の軽減ができず、以前として毎月の返済が苦しい場合は、延滞する前に必ず金融機関に相談してください。もしかしたら、金融機関への交渉に抵抗感を持っているかもしれませんが、100年に1度の大不況という経済環境というやむを得ない理由なので、延滞するよりはその前に相談するほうがいろいろな対策ができる可能性が高くなります。

 また、延滞は絶対に避けましょう、延滞をすると個人信用情報にその情報が記載されます。そうすると、他の金融機関への借り換えがとても難しくなることも知っておきましょう。また、優遇金利がストップして、適用金利が上がり、返済額も増えてしまいます。

【 絶対やってはいけない禁止事項! 】

住宅ローンの返済が難しくなった場合、よくあるのが、クレジットカードからのキャッシングやカードローンからの借入で返済を行う人がいますが、絶対にこのような行動はやめましょう。このような借入金が増えると借り換えも難しくなります。

ちなみに、自己破産の要因のなかで多く聞かれる原因のひとつが今回のような住宅ローン返済のための借入を行うケースです。はじめは1回だけと思いながらも、次には消費者金融からの借入が始まり、雪だるま式に借金が増えてしまいます。借金返済のための借金は厳禁です。

  • これからマイホームを購入する人へ

賃貸生活でも、年収が上がっても下がっても、住居費(家賃、管理費、駐車場代、積立金など)は必要です。

現在の住居費=取得後の住居費(住宅ローン返済額+維持費など) を基本に考えれば無理な資金計画になりません。

同時に、●家計の見直しを行なうこと、●住宅ローンの仕組みをよく理解すること を守れば、景気が悪くても"安心・安全”にマイホームを取得することは可能です!

元銀行員が代表の住宅取得コンサルティング会社「マイホームなび」では、住宅ローンのいろいろなご相談の受けていますので、ぜひご連絡下さい。

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